新月の木
新月伐採法とは

秋、10月頃から冬季の下弦の月から新月に向かう(満月が欠け始めてから新月に至るまで)1週間程の期間で伐採される木を『新月の木』と総称しています。現在も世界や国内で研究が続けられ、太陽のリズムと月のリズムに合わせた伐採処理法が存在致します。この伐採日限られた神秘の伐採法は特性としてカビが生えにくい、虫がつきにくい、割れにくい、含水率が低い等があげられている。 (私は2003年発行 ”木とつきあう知恵” エルヴィン・トーマ著 を出会いに新月伐採の力に魅せられました。/高橋)

上弦の月・下弦の月とは弓に見立て「弦」にあたる欠け際が上を向く場合を上弦の月、下を向く場合を下弦の月としており。どの時点で判断するかというと月没の状態を指すようです。

新月伐採木の流れ

○採集地現地での記録

伐採をするためには現地採集の記録をします。日付。GPSによる位置の確認。斜面の記録。伐採者や記録者の記録。年輪による樹齢確認や伐採木の記録等。コレはサステナビリティ(持続可能性)・履歴認証(信用作り)・トレーサビリティ(追跡可能)を意味致します。

伐採

記録を終えると下弦の月からの限られた期間で伐採が開始致します。立木を倒す方位に関しても環境の状況や乾燥状態をどうするかで状況が変わります。これについては現在も研究結果・ノウハウがあります。

葉枯らし(葉枯らし乾燥)

立木は枝葉をつけたまま、山林に数ヶ月放置して自然乾燥させます。木は伐採されましたが枝葉は生命活動を続けているので木材本体の水分や養分を使って光合成を行います。結果として伐採木から水分や養分が減少します。これにてゆっくり天然乾燥させ、含水率を平均的に落とし、収縮、反り等のない安定した木材が入手できます。

玉切り

葉枯らし養生を終えた後、材を分割いたします。(根本から1番玉・2番玉・3番玉と呼ばれています。)

搬出

伐採用の重機・ワイヤーを利用して伐採丸太を搬出いたします。大変危ない仕事です。

↑伐採後
←間伐される檜  産地:丹沢