ICAS・スペーシア仕様の室温度・湿度の比較表

スペーシアST(窓ガラスの補強)ICAS(高機能木炭液状塗料)の性能を同じ床面積の2階北側洋室(採用)と2階南側洋室(不採用)で温度・湿度で比較してみる。尚、実験は10年前の内断熱(グラスウール)・アルミサッシ2重の施工物件である。期間は2006/1/19~2006/1/24の約5日間である。実験では暖房は利用しない予定だったが天候が雪の日があった為1/22の22:00~1/23の11:00頃、この1日限りで数時間北側洋室のみエアコン暖房(25℃)を利用してみた。

観測アイテム

T&D 温湿度データロガー TR-72U

(設置:外気・北側洋室・南側洋室 各1台 計3台)

CH1(赤紫)=外気温度(℃)  CH2(黄)=外気湿度(%)
CH3(青)=南側洋室温度(℃)

CH4(橙)=南側洋室湿度(%) 

CH5(青紫)=北側洋室温度(℃) CH6(赤)=北側洋室湿度(%)
全体のグラフからわかること

1.冬場の湿度は湿度差が大きいこと。昼間の湿度が低い。

2.1/22の22:00~1/23の11:00頃までエアコンを利用している。

3.室内は外気の室温・湿度に左右される。

4.雪が降る時の湿度は100%に近い。

ICAS・スペーシア仕様の効果

北側洋室の湿度を見て下さい。1/22の22:00~1/23の11:00頃は暖房をした為に湿度が低くなっているがそれを除けば外気に影響されないで約60%の湿度をキープしている。また北側洋室の温度についても外気に影響されなく暖房をいれない限り、一定の温度で安定されていることがわかる。また一時的に両方の暖房をスタートさせ、南側の洋室と比べると北側の洋室のが暖まりやすいし、温度3℃程度高いことがわかる。ただし天候のよい昼間では外気の影響もあり南側の洋室の方が暖かくなる。それと夜と昼では温度・湿度については共に逆転する。人間の感じる・見える変化では窓面に結露が生じないことがわかる。ちなみに南側の洋室では結露が発生していた。また温度についてもいかに北側の洋室のほうが温度を逃がささない効果がある結果だった。窓ガラスを変えることにより効果は実証されるし、外気に影響されないようするには窓の強化が重要です。リフォームにも利用でき、効果は期待できると思われます。

外気湿度について!! 冬の湿度はグラフに再現されるように大きな変化をする。特に24時間換気する上では室内の湿度調整が難かしい。ですから室内の湿度をチェックして改善できることはして欲しいと思います。対処として換気(換気扇等の風量)や加湿器(カルキ対策できるもの)や観賞植物などを利用してみて下さい。少しでも改善できるはずです。換気扇によるものは風量計によりチェックできます。(ご相談下さい。)室内で洗濯物を乾かすことも湿度をあげる仕法です。今回の北側の洋室は窓ガラスの強化&高機能木炭液状塗料の効果が影響されていると思われます。